企業に就職しながら資格を活かして働きたい人に

30代からの資格取得を考えたとき、どのような資格を取ればより効果的なのか、考えて見ましょう。このとき、「企業に就職しながら実力を発揮する資格」と「独立開業系の資格」とに分けて考えることができます。前者は、手っ取り早く、今いる会社での評価を上げたい場合に使える資格で、後者は将来的に独立して高収入を狙いたいという人にオススメの資格です。

まずは、企業に就職しながら実力を発揮する資格について、詳しく見ていきましょう。このジャンルに分類される資格として挙げられるのは、宅建や簿記、ファイナンシャルプランナーなど。特徴は、①その資格だけで開業することができない、または難しい、②その資格で得られる技術や知識が、幅広い企業で受け入れられる、といったところでしょうか。

例えば宅地建物取引士(通称“宅建”)という資格の場合、そもそも不動産業を公正に営むために定められたもので、不動産業で独立を考えている人は必ず取得しておく必要がある資格ですが、この宅建を取得したからといってすべての人が独立できるわけではありません。むしろ、不動産会社に就職・転職するための、そして不動産営業マンとして活躍するための資格と言えるでしょう。
しかし、宅建という資格の強みは、不動産という特殊なジャンルを扱っているところにあります。不動産に関する知識は不動産会社に限らず、住宅メーカーや住宅ローンを扱う金融関係でも必要とされていますし、その他の企業でも自社の不動産の管理などの面から、宅建を取得している人材は重宝されるかもしれません。

宅建と同じような意味で、広い企業からその知識が必要とされている資格として挙げられるのは、簿記やファイナンシャルプランナーです。簿記の技術や知識は、企業の経営状態を把握するのに役立ちますし、ファイナンシャルプランナーの金融に関する知識もあらゆる企業で必要とされます。
このような資格は、企業内で評価を高めたいと考えている方にとって、有用な資格であると考えられますね。